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平成29年第 2回定例会−06月06日-03号

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  1. 原村議会 2017-06-06
    平成29年第 2回定例会−06月06日-03号


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    平成29年第 2回定例会−06月06日-03号平成29年第 2回定例会         平成29年第2回原村議会定例会第3日目会議録 1 日  時  平成29年6月6日(火) 2 場  所  原村議会議場 3 出席議員  1番  矢 島 昌 彦     2番  鮫 島 和 美         3番  永 井 和 人     4番  宮 坂 早 苗         5番  阿 部 泰 和     6番  内 田 章 子         7番  松 下 浩 史     8番  小 池 和 男         9番  小 平 雅 彦    10番  芳 澤 清 人        11番  小 林 庄三郎 4 欠席議員 なし 5 地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席を求めた者は次のとおりである。   村長       五 味 武 雄    副村長      日 達   章   教育長      望 月   弘    総務課長     宮 坂 道 彦   会計管理者    津 金 一 臣    住民財務課長   北 原 一 幸   農林課長     牛 山 輝 明    商工観光課長   阿 部 清 美   保健福祉課長   小 島 早 苗    建設水道課長   三 澤 光 晴   消防室長     小 林   厚    教育課長     百 瀬 善 康
      監査委員     荒 木 桂 男 6 職務のため出席した事務局職員   事務局長     伊 藤 弘 文    書記       清 水 秀 章 7 本日の日程       1)会議録署名議員の指名       2)一般質問                            午前 9時00分 開議 ○議長(小林庄三郎) 皆さんおはようございます。今年度の第2回原村議会定例会3日目を行います。ただいまの出席議員数は11名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 △1 会議録署名議員の指名 ○議長(小林庄三郎) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員会議規則第127条の規定により、議長において7番松下浩史議員、8番小池和男議員、9番小平雅彦議員を指名します。 △2 一般質問 ○議長(小林庄三郎) 日程第2 一般質問を行います。  宮坂早苗議員の質問を許します。宮坂早苗議員。 ◆4番(宮坂早苗) おはようございます。それでは、通告した4点について質問をいたします。1点目は、村民活動支援事業の新設について。2点目は、村民活動拠点整備について。3点目は、住民の移動手段について。4点目は、英語検定助成事業の新設についてであります。  それでは、1点目の質問に入ります。村民活動支援事業の新設についてということですけれども、村民による村づくり、支え合いやイベント企画等村民提案による村民活動支援事業の新設を考えてはという内容です。今ですね、さまざまな年代の村民による住民活動が行われております。住民参加まちづくりを支援し応援する環境があるということは、将来地域に戻りたいという気持ちや、いつまでも元気に暮らしたいと思う気持ちにつながったり、また地域を大切に美しく保とうというような気持ちにつながることと考えております。  日本中で、今、住民参加まちづくりが進められているのが現状です。多くは市民活動センターなどが中心となって、相談や支援等をつなぐ役割を担っているところが多いかと思います。何かを必要とする住民が、そこに行けば必要な情報が得られる、情報だけでなく実現する方法や資金の調達方法なども、また運営のノウハウなども提供してもらえる、そういうセンターが今、全国でつくられているという現状があります。  多くの活動団体の中で一番困るのが、始めるときの資金をどうするかということです。この困っている部分の資金面であったり、ノウハウ情報提供、さまざまな形で支える制度を持っている自治体もふえてきております。センターだけではなく、自治体の中で支援制度を設けているという自治体もふえてきております。財源も自治体によってはさまざまです。例えば、活動支援センターのような自立したセンターを持っているところでは財団の寄附であったりとか、そういうものが大きな財源になっているというところもあります。また、制度として設けているところではやはり一般財源であったり、原村であれば例えばふるさと納税寄附金、ここの部分には寄附の項目の中には、公民協働により村づくりに関することなどという項目もあります。27年度の成果説明書では、113万円という額の寄附があります。  全ての世代の住民が生き生きと活動する村が、村長の言う活力ある村というものにつながるのではないでしょうか。村民活動支援事業の新設を考えてはいかがでしょうか。御質問いたします。 ○議長(小林庄三郎) 五味村長。 ◎村長(五味武雄) お答えします。村でも住民による村づくり、支え合い、イベント企画等の住民みずからの提案による活動については、大いに期待するところは大でございます。美しい村づくり推進委員会等も、職員だけではなかなか推進できないような懸案事項等も、推進委員会等に相談することにより、少しでも解決できればということで立ち上がりました。  新設を要望されている村民活動支援事業ですが、現時点で今ある補助金では原村おらほの村づくり事業補助金交付要綱があります。補助対象は、地区以外では環境整備を推進する団体ということで規定されております。また、金額も高額な補助がございます。村が委託して行う事業などを村民の提案により事業実施できれば、お互いが有益でもありますが、補助金交付についてはですね、今少し慎重に考えていきたいというふうに考えております。現時点でどういう形で補助金を云々ということまでは、ちょっと考えが至っていない状況でございます。  それから、先ほど議員のほうからふるさと納税でというお話がございました。ここで高額の寄附をいただいた方等がございまして、現時点で累計で2,100万ちょっとぐらいの金額が集まっておりまして、それの活用方法ということで今、庁内で検討せよということで指示を出してございます。以上です。 ○議長(小林庄三郎) 宮坂議員。 ◆4番(宮坂早苗) ふるさと納税の使い道については、寄附される方がそれぞれこういう事業に使っていただきたいということで、項目を自分で決めて寄附をされるわけです。その中で公民協働による村づくりに関することなどに、今、寄附の金額、27年度の成果説明書だと113万円という金額が合計であります。ですので、そういうことに限って公民協働の、例えばこういう助成事業であったりとか支援事業であったりとか、そういうものに使われたらいいのではないかということで提案をしたいと思います。  またですね、隣の茅野市ですけれども、茅野市の中には茅野市みんなのまちづくり支援事業というものがあります。これはですね、茅野市みんなのまちづくり支援事業は、町を元気にしたい、地域の課題を何とかしたい、そんな皆さんの思いや夢を形に変えるため、皆さんが主体となって行う事業を応援しますと。補助金の交付と事業の運営や展開のための相談やコーディネート情報提供の両面から市民活動を支援する事業です。こういう事業があります。補助事業の種類としては、イベント企画支援事業スタート支援事業協働活動支援事業、こういう三つの種類があります。さまざまなところから市民の活動を支援すると、サポートするという体制で、支援の中の補助率についてもスタート事業などでは、1年目、2年目、3年目と分けて、長きにわたって支援できるような、そのような体制がとられております。またこういうものもぜひ参考にして見ていただきたいと思いますけれども、もう既に村長はこういう事業は御存じだとは思いますけれども、例えば原村でこのような支援事業、改めて考えてみるというのはいかがと思いますけれども、その辺について村長いかがでしょうか。 ○議長(小林庄三郎) 五味村長。 ◎村長(五味武雄) 貴重な御意見をいただきました。原村におきまして、例えば室内地区では若い人たちの組織が立ち上がってきていまして、長い間の活動のもとで昨年かな、村のほうに寄附金をいただいたりもしておりますし、それから払沢地区におきましても、若い人たち活動グループがここで立ち上がってきているというようなこともございますので、その辺の総合的にはどういう動きがあるのかも把握しながらですね、将来に向かってどういうふうに展開すべきかということは、検討すべきだろうというふうに考えております。 ○議長(小林庄三郎) 宮坂議員。 ◆4番(宮坂早苗) 検討すべきだということですけれども、若い世代にとっては、例えば特に中学生や高校生ですよね、時間がとにかく早く過ぎてしまいます。原村で過ごす時間も短いということを考えると、スピード感を持って検討をしていただきたいなと思います。若い世代、また全ての世代ですけれども、生きがいを持って暮らすということは今後の社会においてとても大切な、重要なことになってきます。やはり生きがいを持って暮らすということが、活動するということが、認知症の予防になったりとか、あとは地域のつながり合いを深めたりとか、そういう行動にもつながっていくと思いますので、ぜひ住民が提案したり企画したりした事業にも支援をしていただければと思います。スピード感を持って考えていただければと思います。  次の質問に入りたいと思います。1点目と2点目の質問には同じような、ちょっとダブるような内容がありますけれども、お願いいたします。今、村内の中で多くの方がやはり2点目の質問ですけれども、村民活動拠点整備についてということでございます。村内の方では、多くの村民の方たち保健予防活動であったりとか、こども食堂であったり、環境活動など地域を支える活動を展開しております。行政から委託されている方のみではなくて、ボランティアで活動されている方も多くおります。そのボランティアの中でも社協の中にある福祉関係中心ボランティア連絡協議会や、有償ボランティア、また、個人個人で行っている保健予防活動、先日も女団連の有志の方たちが払沢の公民館でありんこという会を開催しました。ふだん少し外に出られないお年寄りであったりとか、子供たちであったりとか、そういう方たちを対象にお話をしたりとかして楽しむ場ということで設けたわけですけれども、そのような活動もしております。  また、ペンション区のほうではこども食堂が始まっております。また、環境整備活動、いろいろな活動形態支援形態があるわけですけれども、先日私たちの絵本の読み聞かせの会の中にも、原村のボランティア連絡協議会の団体に加入をしないかという募集の案内が参りました。今までボランティアというと横の連携が全くなく、福祉関係ボランティア関係だけがまとまっていたという形でしたので、今回私たちもそれに登録しましょうという話にはなっております。連携を持って何かできればということで、ボランティアの団体に登録しようというように今計画をしているわけですけれども。  村の総合計画の中の第5節の中には、皆が活躍できる持続可能な村づくりという中に、住民協働村づくりの推進があります。Cの中には、住民活動団体等相談窓口の整備として、自主活動ボランティア活動に対しての相談窓口の整備を図りますという計画が既になされております。また、今年度の生活にも、多分生活支援コーディネーターの配置、育成であったりとか、そういうことで予算にも反映をされているかと思います。原村でもようやく、住民活動支援体制が整えられてくるという感じはしております。  国では、厚労省のホームページでは生活支援体制整備事業について、今後コーディネーター協議体が重要な役割を持つと説明がされております。市町村協議体を設置してコーディネーターを選ぶ。コーディネーター協議体活動理念は、1番として、利用者への支援やサービスの質にかかわるもの、2番として、地域の福祉力の形成にかかわるもの、3番として、地域社会持続可能性にかかわるものとあり、初めは市町村が中心となっていきますけれども、最終的には運営主体協議体コーディネーターが中心となってくることが望ましいという内容になっております。2025年を見据えた介護保険事業計画の策定や、高齢者社会への対応の必要性からこの事業は始まっていることと思っております。支え合いと人と人とをつなぐということが、社会の中で重要な役割、位置づけになってきているという現状はあります。  今回私の質問では、高齢化社会への対応のみでなくて、全ての世代が生き生きと活動できる拠点整備ということで質問をしております。先日、先ほど村長もおっしゃっておりましたけれども、払沢区で青年会が復活したというニュース。これは地域で暮らす若者たちが、自分たちが暮らす未来を担っていくという意気込みを感じました。すばらしいと思っています。また、諏訪地域の中では高校生の↑すわ(あげすわ)の活動から始まって、原村でもハラカツ!と中高生の活動の機会がふえております。ほかにもこども食堂先ほども言いましたけれどもペンション区でのこども食堂、そしてマグナロンガや農業の分野、八ヶ岳マルシェ、HAMARA FARM、八ヶ岳グリーンネットワークなどが、さまざまな若者たちがですね、また若者だけではなく高齢者方たち、さまざまな元気な方たちが独自の展示会であったりとか、企画したイベントであったりとか、そのようなものを運営しているのが現状です。  村民の活動の拠点というのは、さまざまな形態で活動している人たちの情報や相談などをつなぐ場としてあることで、持続可能な村をつくり上げることが可能になると考えております。担当者コーディネーターは、このような役割を担うために必要であると考えております。まずは、こういう人と人とをつなぐ、人と物であったり、事であったりとかそういうものをですね、つなぐ役割をしっかりと持った担当職員の配置や、またコーディネーターの設置ということを考えてはどうでしょうかということで、村長に質問をしたいと思います。 ○議長(小林庄三郎) 五味村長。 ◎村長(五味武雄) お答えします。議員おっしゃるように、多くの住民の協力を得て事業を行えているのが数多くは現状あると思います。多様な活動をつなぐ役割としてですね、担当職員配置等は理想ではあるというか、将来目指すべき方向ではあると思いますけれど、正直今、役場の現状としまして、窓口でのワンストップサービスがまだ実現できていない状況もございます。非常に窓口でのそれぞれの担当による正確な説明が非常に求められて現在おります。誤った判断で住民に対してお話を申し上げてですね、大きな迷惑をかけるということも、ちょっと懸念はされている状況です。  理想としては実施したいと考えますが、現実としては、それぞれの担当者が的確に判断することこそが最大の私はサービスだというふうに考えております。職員も要望に対してそれぞれのキャリアをまたいだ調整をするということで、さらにスキルアップを図っていくべきだろうということで、今それぞれの担当課のほうで指導をしてもらっているという状況です。 ○議長(小林庄三郎) 宮坂議員。 ◆4番(宮坂早苗) 理想としては実施したいと考えているということでありますけれど、なかなか現実ではそうはならないというような、今お話をいただいたわけですけれども、今人材を育成という形で、きのうも松下議員の質問にもありましたけれども、人材育成ということで育てている状況だということもわかります。また社協の職員も人材育成ということで、コーディネーターになり得るような多分職員を育てているのかなということを考えます。ぜひ最初に、例えば誰かが来たときに案内をする窓口というのはとても大切で、その人が本当にコーディネート、必要としていることと必要とされていること、またそこにあるものをつなぐことができるかという担当を担えるかどうかというのは、今とても村にとってとても大事な役割であると思っております。  原村の中にも移住する方がどんどんふえてきて、さまざまな能力を持ってきている方たちがふえております。そこで何かここでしたい、何か貢献をしたいという人たちの声も多く聞きます。ただ、それをどこにどういうふうに持っていっていいのかわからないということを、とてもよく聞きます。何かをしたいという人たちが何かをできるように、またそこに必要なものがあるのであれば、そこに派遣してあげたりとか、また学習の支援であったりとかそういうこともしたいという方がとてもふえております。ですので、やっぱりそういうものをつなぐ役割というのを本当にしっかりと育成をして、早くこれは立ち上げていただきたいな思っております。  その辺について村長、例えばもういつごろまでには立ち上げたいと思っているとか、そのようなものはありますでしょうか。理想ということなので、なかなか何年までにとは言えないと思いますけれども、今年度中には立ち上げたいとか、そういうような村長の考えは何かありますでしょうか。 ○議長(小林庄三郎) 五味村長。 ◎村長(五味武雄) 非常に重い質問をいただきました。正直な話、私は今、議員がおっしゃるようないろいろな課題とか問題点の洗い出しとかあるんですけれど、今私が一番思って進めているのはともかく、今の仕事をスキルアップせよということで、5月からの全国町村会農政未来塾というのに、将来の原村の農業政策を担う人材育成ということで1人派遣をしておりますし、今後いろいろな機会があればそういった面で派遣をしていこうということで計画はしております。今、議員おっしゃられたそういった住民をつなぐ担当職員の配置ですとか、それからまたコーディネーターという面ではございますけれども、正直早くはしたいと思いますけれども、いつまでという期限を切ってのまだ頭の中での整理はできておりません。 ○議長(小林庄三郎) 宮坂議員。 ◆4番(宮坂早苗) 五味村長の早くしたいけれども、まだなかなかできないというお気持ちもわかります。ただやはりできるだけ早く、そのような方が例えば職員の中で出てきたりとか、また新たにそういう役割を担う方が育って、それで人と人とがつながりを持つ、また人と物がつながったりとか、人と事がつながったりとか、そういうような役割を担うことができればいいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  次の質問に入ります。次は、活動の拠点となる村民センターボランティアセンター等の整備についてということであります。これは新しくつくるということだけではなくて、例えば今あるあいている家屋であったりとか、そういうものを使ってということでもいいんではないかなと思っております。また、これから子育て支援センターや樅の木荘いろいろなさまざまな新しい施設等について、多分検討に入るとは思いますけれども、例えばそういうものと一緒になった施設ということでもいいと思います。とにかく費用がとてもかかるようにはなりますし、新たな設置についてはさまざまな資金繰りも必要になると思いますので、できるだけ今ある施設を活用したりとか、あとそういうことについて考えていただければなと思います。  また、やはりこのセンター必要性についてはですね、やはり一つの場所で、先ほど村長もワンストップサービスがまだ役場の中でできていない状況だとおっしゃっていましたけれども、やはりそこの施設に来ていろいろな情報が見られるということでは、やはり独立した施設であったりとか、独立した部屋であったりとか、そういうところがやはり望ましいとは思います。例えば今ある村民ホールであったりとか、そういうところを活用することも可能であるのではないかなと私は思っております。  そういう中で、先ほども茅野市の中のゆいわーく茅野の話もしましたけれども、この茅野市のゆいわーく茅野などは、とてもよい形で市民参加ができていると思います。あれは新しい施設ではありますけれども、とても一つの建物の中に必要とする機能が詰まっている施設になっております。茅野市のゆいわーくの中にはですね、全部の施設が飲食可能な施設になっております。部屋になっております。また団体への、例えば会議をしたりするときに必要な資料を印刷したりする機械であったりとか、プロジェクターであったりとか、そういうものも全て配置をされていて貸し出しが可能になっております。またそこで活動する団体については備品を置くロッカー等の設置ですね、そういうことがされていて、そのロッカーを使って自分たちが持っている荷物を置くことができるようになっていると。公民館とは違う使い方が自由にできるというような施設になっております。また、多様な世代が交流して活動できるという中では、中には社協が入っていたり、また障がいを持っている方たちがそこで働いていたりとか、そういうような、とても一つの施設の中にいろいろな機能が入ってきて、何かしたい、誰かの役に立ちたい、町を元気にしたいというような内容、例えばそういうことがそこで可能なのではないのかなというような施設であると思っております。  そういうような、やはり活動する拠点というのが必要ではないかなと私は思っております。この前ボランティアを募集しますという社協のチラシ、どこかに行ってしまったんですけれども、その中にはコピー機も使えますとか印刷もできますとか、そのようなことも書いてありました。ただやはり、福祉センターに入って左に曲がった通路のところで、あそこでじゃあ一般の方たちが自由にコピー機を借りてできるのかといったら、なかなかそういう気にはならない。また、社協に行くまでもかなり細い廊下を通って、結構雑然とした廊下を通ってですね、一番奥の社協に入るわけですよね。ですので、とても行きやすくて活動ができるというような状況ではないと思います。社協が中心になるとは思ってはおりませんけれども、茅野市のゆいわーくの中ではさまざまな団体が入っております。NPOであったりとか個人であったりとか、障がいを持っている方たちグループであったりとか、さまざまな団体が登録をされていて活動できるような場所になっております。  ぜひそのような活動しやすいような拠点というか、センターというか、お部屋というか、そういうものを整備していただきたいと思いますけれども、村長のお考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(小林庄三郎) 五味村長。 ◎村長(五味武雄) お答えします。新しい活動の場所を確保ということのお話でございます。平成29年度の当初予算にはお願いしたと思うんですけれども、ことしの9月からJAの旧柏木の店舗をお借りする予定をしています。その中で、旧お店の部分ですかな、そっちのほうは一部農産物加工所も想定はしていますけれども、奥のほうに和室で十何畳ぐらいの部屋も今回借りるような話を進めていますので、女団連皆さんとの懇談の中でもそういった場所が必要だと、バザーだか何かやったときの資材、物資を置きたいとかそんな話もございましたので、9月のそういった使用に向けてですね、また女団連皆さんと相談しながら、有意義にそこの場所は活用していきたいというふうに考えております。  それからあと、ボランティアセンターの関係は、これは社協のほうでも大分進めていきたいというような話が一部出ているように聞いておりますので、今後社協とも調整をとりながら、いい意味での役割分担といいますか、そういったものを進めていこうかなと。ただ、社協のほうの理事会が今月の後半ぐらいかな、ある程度方向づけが出ると思いますので、現時点ではそこまでちょっと言及したお話は、まだ決定事項ではございませんので申し上げることはちょっと控えさせていただきます。以上です。 ○議長(小林庄三郎) 宮坂議員。 ◆4番(宮坂早苗) 社協のほうのボランティアについてもですね、ボランティアの大募集というような広告があって、それでその中の内容というのはその広告に書かれていた内容しかわからないわけですけれども、やはりあそこで活動するにも、先ほど村長、女団連と言っていましたけれども、女団連だけじゃなくてさまざまな団体が、その場で一つでいろいろな情報を共有しながら、また機械等、自分たちの活動がうまくできるように機械の貸し出しをしていただいたりとか、例えば事業の紹介であったりとか、その中で例えば県の事業、国の事業、民間の事業、さまざまな事業等もあります。自分たちの例えば団体の運営に当たる資金調達の内容であったりとか、そのような情報も、その場に行けばわかり紹介をしていただける、つないでいただけるような、やはりそういう場が必要だと思うんですよね。社協のボランティアがそのような場になるかどうかというのは、まだまだ私もわかりませんし、村長も今はまだ発表できないということですけれども、ぜひですね、地域福祉センターがもしそのような拠点になるのであれば、やはり改築であったりとか改修であったりとかしないと、とても使いづらい施設ではないかなと思います。その辺、例えば社協が、例えばそういうボランティア組織がきちんと運営できるようになるとか、連携してできるようになるとかということになるのであれば、例えばそういう施設というか福祉センターの改修であったりとか、新たなところを拠点にとか、そういうことは考えておられるのでしょうか。 ○議長(小林庄三郎) 五味村長。 ◎村長(五味武雄) 村の全体的なお話をさせていただきますと、議員も御存じだと思いますけれども、27年度に策定しました原村公共施設等総合管理計画、これでは全体の枠は当面5%、最終的には10%の削減をということで計画をしております。そういう大きな流れの中で、新規の建物云々ということで今想定されているのは、今後検討していく中での子ども子育て支援センターの関係でございます。それから、今お話しの社協のスペースを云々という、その辺は社協とまた相談しながらですね、検討でき得るものはそういったことは検討していかなくちゃいかんとは思っていますけれども、そうは言っても場所の確保というのはコストがかかることでございますので、社協のそういった財政的に見合った形でどのぐらいのスペースがいいのかということも、これは社協がまた独自に検討していかなくちゃいけないということだと思いますので、それが広ければ広いほど、これは理想ですけれども、そうなると場所のコスト的なものが従前の倍になれば、社協として運営自体がどうなのかということもですね、ちょっと慎重に多分考えていかなくちゃいけないことだというふうに私は思っております。以上です。 ○議長(小林庄三郎) 宮坂議員。 ◆4番(宮坂早苗) 社協は独立した企業でありますので、社協がもし運営するとなったときには社協が経費、費用面を考えなくてはいけないと思いますけれども、やはり村としてそういうことは考えていかなくてはいけないことだと思います。やはり村として、そういうような人と人とをつなぐ、そういうような住民が活動するような拠点をしっかりと考えていただきたいなということは思います。今現段階で、さまざまなお金のかかっていくだろうという施設の検討もされるようになると思いますので、なかなか難しいとは思いますけれども、ぜひ今あるスペースなどもうまく使いながら、そういう拠点整備をしていただければと思います。よろしくお願いします。  それではですね、次の質問に入りたいと思います。住民の移動手段についてであります。住民の移動手段についてということで、高齢者の運転免許返納者が、公共交通に移行するための回数券の交付をということで質問をしております。公共交通、移動手段がですね、今セロリン号だけということで、土日は運行していない、平日の運行だけ、村内全ルートを回っているわけでもないという今の原村の現状で、やはり移動するには自分で運転をして移動をするということに頼るしかないというようなことが、今の原村の現状だと思っております。移動するのが困難なのは運転をできない人、特に高校生や中学生、大学生、そういう方たち、駅まで1人で行けない人というのも、またその中に入ると、移動手段がないという中に入ると思いますけれども、そういう中でやはり高齢化社会を迎える中で、運転免許を返納される方もふえてきているということを聞きます。  茅野警察署に問い合わせたところでは、原村では運転免許の返納者が10名いらっしゃったということでした。茅野市で134名、富士見町で38名、諏訪市で124名、下諏訪町で90名、岡谷市で123名、県全体では5,210名ぐらいの方が、高齢者、運転免許の返納をされているというようなことだそうです。これは年々ふえていくだろうと予測されるということです。この方たちの、例えば移動を今後どうするかということは、やはり村の大きな課題であると思いますけれども、まず前回一度質問をしたことがあります。清水村長の時代だったと思うんですけれども、そのときにですね、運転免許の返納者がこれからふえていくということが予想されると。その返納時に、例えば公共交通になれるための回数券の交付であったりとか、何かそういう手段を考えたほうがいいのではないですかと言ったときにですね、そのときの村長は、そういう方が、対象となる方が出てきたら考えますということでした。昨年は原村の役場でも高齢者の免許返納、茅野市警察署が原村の多分そこのロビーで受け付けを行ったと思うんですけれども、そのときにも意外と多くてびっくりしたということをおっしゃっていました。今回は原村、今現在の状況で10名ほどいらっしゃると。その新聞の内容には、今後ももし近くでそういう手続ができるのであればしてもいいと、しようかなというようなことを考えている方も多くいるようです。やはりその方たちの足を今後確保していくのに、公共交通に早目になれていただく、または免許返納と同時に回数券などを交付して公共交通を利用してもらうということが必要ではないかなと思うんですけれども、その辺村長いかがお考えでしょうか。 ○議長(小林庄三郎) 五味村長。 ◎村長(五味武雄) お答えします。議員先ほどおっしゃられた茅野警察署で、役場のロビーで返納の臨時窓口といいますかを開設して、たしか私の記憶ですと当時8名ぐらいの方が来ていただいたかな。実際に返納した数はちょっと少ないかもしれないですけれど、非常に多くの方が来ていただいたかなという感じは持っています。  現在の諏訪地方の状況ですけれども、茅野市、原村以外の市町において、免許証返納者に対して、今、議員おっしゃられたそういった公共交通の回数券を支給をしておるという状況だそうです。諏訪市の場合ですと、あれは何ですか、かりんちゃんですか、循環バス、それの回数券を12枚つづりの回数券で、金額では1,500円相当ということですけれども、1人につき1回交付をしているということだそうです。年間を通しての高齢者の運転免許証返納があるかはちょっと調査しておりませんけれども、今後調査を進めたいというふうに思います。回数券の交付が高齢者対策になるかどうか、その辺含めて検討はしていきたいというふうに考えております。 ○議長(小林庄三郎) 宮坂議員。 ◆4番(宮坂早苗) 近隣の市町村では、免許返納時にそのような対策を得ていると。長野県内でもかなり多くの市町村がそのように回数券であったりとか、福祉タクシーの助成券というんですか、例えば上限1万円までとか、何かそういうような形でさまざまな取り組みをされております。ぜひ原村もですね、そのような取り組みをしていただきたいと思います。今後やはりますますふえるとは思います。ただやっぱり返してしまったら、やはり自分で移動ができないということになりますと不安に思うわけですよね。ですので、早目に使ってなれていただくというのがすごく大切なことだと思います。敬老会で、例えばもみの湯の回数券を配ったりもされておりますけれども、一緒に回数券を、回数券がいいのかどうかわかりませんけれども、往復の切符を配ったりとか、敬老会にはセロリン号を使えるような時間を設定していただいてなれていただいたりとか、そのような方法をとっていただきたいと思いますけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(小林庄三郎) 五味村長。 ◎村長(五味武雄) 今、担当のほうからその後の調査、6市町村の状況ということで今、書類が回ってきました。一つは、タクシー料金の割引につきましては、県の公安委員会が発行した運転経歴証明書を乗車の際に提出すれば、運賃の1割を割り引くということ。これは、県のタクシー協会加盟会社というだそうです。それから、岡谷市は市民バスの乗車回数券1,500円を1人につき1回の支給、諏訪市は先ほど申し上げた状況です。それから、下諏訪町は福祉タクシー券1枚500円券を月2枚まで交付をし、年間24枚までだと。それから、循環バス1枚150円を月8枚まで交付というふうな内容だそうです。それから、隣の富士見町のほうでは、デマンド交通のすずらん号の乗車回数券を10枚つづりを1回交付ということだそうですので、この辺を勘案しながら原村としてどういった形で展開したらいいか、早急に詰めていきたいというふうに考えております。 ○議長(小林庄三郎) 宮坂議員。 ◆4番(宮坂早苗) 今、村長おっしゃいましたけれども、6市町村の中でこのような形で、例えば高齢者の免許返納時特典一覧なんていうのがあって、私もそういう資料を持っておりますけれども、原村だけなんですね、やっていないのが。ですので、富士見はやっていますね、茅野市は ◎村長(五味武雄) 茅野市はやっていない。 ◆4番(宮坂早苗) 茅野市もなかったでしたっけ。では、原村だけではないということで、原村と茅野市がまだそういうような対応をしていないということだそうなので、原村のほうが高齢化率については茅野市よりも上なわけですから、ぜひそういう対策を考えていただいて、できるだけ早く、若くて元気なうちに公共交通になれるような制度というか、そういうことをしていただければと思います。よろしくお願いします。  次にですね、住民の移動を支える連携事業の構築や特区の申請についてということであります。特区の申請については、福祉輸送のほうでは特区申請をすれば、例えば一般車両が使えるようになる、例えば一般の人たちが乗っているような車を使って輸送が可能になるというようなこともあります。また、過疎地域の中では普通にですね、福祉輸送だけではなくて生活困窮者の方たち、移動に困っている人たちを移動できる手段を、そういう制度を、協議体を設けてつくることができるというようなことになっておりますけれども、原村においての今後そういう方たちをですね、福祉輸送については今、社協が十分担っていただいているのかなということも思いますけれども、今後やはり福祉輸送だけではなくて、さまざまな場面でやはり移動が困難になってくる方たちがおられると思います。そういう中で、例えばNPOであったりとか事業者とかが連携をして新たなそういう制度をつくったり構築をしたりとか、あとまた特区の申請を、認定を受けて、例えば一般車両が移動に使えるような車になることができるようにするとか、そのような村の中で移動を支える手段として何かお考えがあるかどうか、お聞きをしたいと思います。 ○議長(小林庄三郎) 五味村長。 ◎村長(五味武雄) お答えします。特区のお話でございますけれども、村の社協では福祉輸送サービスを現在実施しております。この事業は、道路運送法の改正、これは平成18年10月でございますけれども、従来の例外許可から法律上明確に制度化されたものであると。国交省の自動車交通局旅客課の資料によると、ボランティア輸送としての有償運送可能化事業としての構造改革特別区域、特区がありますけれども、内容的には高齢者や身体障がい者等移動制約者に係る十分な輸送サービスが確保できない場合に認められるものとされております。輸送対象者は登録された会員やその同伴者としての会員は、要介護認定を受けている者や身体障がい者等のうち公共交通の利用が困難なものとされていることから、現在社会福祉協議会が実施しているものとさほど大きな違いがないように私は感じております。村でも年間800万円程度の補助金で社会福祉協議会にお願いをしてですね、公共交通移動制約者対策も実施しているところでございます。特区申請したほうが有利であるなら考慮しなければなりませんけれども、現在社会福祉協議会で実施している福祉輸送サービスに対しての補助と変わらないようでしたら、現在の施策を継続していきたいという気はしております。この辺はもう少ししっかり研究はしていかなくちゃいけないと思います。  ちなみに、村ではほかに公共交通についてはですね、穴山・原村線で補助金以外に補填分として足りない分が250万円ほど、それからセロリン号で1,000万円弱のお金を使って実施をしているという状況でございます。 ○議長(小林庄三郎) 宮坂議員。 ◆4番(宮坂早苗) 今やはり、車両と運転をする人たちは特別に講習を受けた方たちが担っていると思うんですけれども、社協の福祉輸送にかかわる方たちは。とても足りないと思うんですよね。例えば、前、うちの近所で福祉輸送を使いたいという方がいらっしゃいました。でも使えなかったんですね。それはそのときに予約がいっぱいでなんですけれども、ですので多分これから困ってくる人たちは多くなってくると思います。例えば特区に認定されて一般車両で、一般のそういう講習を受けた方たちが運送にかかわってくれるような、そのようになれば、もっと多くの人が移動に困らずに病院に行けたりとかするようになると思います。ですので、やはりこういう特区申請、申請するだけにはこだわらなくてもいいのかもしれないですけれども、やはり移動を支えていくというのはすごく大切なことだと思いますので、ぜひ早急に検討していただきたいと思います。その辺村長何かありますでしょうか。 ○議長(小林庄三郎) 五味村長。 ◎村長(五味武雄) 構造改革特別区域、特区制度への取り組みということで、国交省のほうには担当のほうで確認をとっております。それの要件とすれば、NPOによるボランティア輸送としての有償運送可能事業ということ、それからあとは過疎地における有償運送可能事業、それが該当すると、二つですね。原村の場合はNPOということですね、それからあともう1個は運送に使用する車両ということで、この辺でいいのかな、内容的には車椅子もしくはストレッチャーのためのリフト、スロープ、寝台等の特殊な設備を設けた自動車または回転シート、リフトアップシート等の乗降を容易にするための装置を設けた自動車であるという車両規定がございますので、議員おっしゃった一般車両ではちょっと難しいのかなというのが、国交省への問い合わせの結果でございます。以上です。 ○議長(小林庄三郎) 宮坂議員。 ◆4番(宮坂早苗) 一般車を使ってということが実際に行っているところがあると思います。多分ホームページを検索すればわかると思うんですけれども、長野県にもセダン特区というような、長野県のホームページを見れば多分そんなような生活支援というところでしたかね、そういうところに出ているとは思います。ぜひですね、限られた人たちになるかもしれませんけれども、やはり今現在公共交通が全ての地域を回れないという状況では、やはりこのようなことも考えていかなくてはいけないのではないかなと思います。特にやはり原村、上から下まで非常に点在して、住民がコンパクトに暮らしているわけではなく、上のほうには非常に点在した方たちがたくさんおりますし、点在して暮らしている方がおられるので、やはりそういう人たちの移動も今後支えていかなくてはいけなくなると思います。原山地区などはやはり、ひとり世帯、2人世帯が多くなっている状況で、その人たちが今後どのように生活していくかというのは村もしっかりと考えていかなくてはいけませんので、その辺ぜひ研究していただいて、長野県内でもかなり事例があります。ですのでいろいろな事例を組み合わせながら、原村で何ができるのかというのを考えていただきたいと思います。よろしくお願いします。  次の質問に入りたいと思います。英語検定の助成事業の新設についてです。英語の授業が小学生から始まるということで、小学生からもう検定を受けたりとか、そのような形が多くなってくると思います。そういう中で、子育てにかかる費用というか、子育てにかかるお金はますます多くなってくるということは考えられます。既に塩尻市などでは、英語検定の助成にプラスしてですね、数学の検定であったりとか、そういうものにも助成をしているようです。原村でも、今後多くなってくる英語検定の受検であったりとかそういうものに助成をして、子育て世帯を支えていくというような事業を新設をされたらどうかということで質問をしたいと思います。 ○議長(小林庄三郎) 五味村長。 ◎村長(五味武雄) お答えします。小学校、中学校ともにですね、全員対象の学力検査とか、Q―U検査等については村の予算で現在は行っております。議員おっしゃられたこの英語検定ですけれども、希望者のみの受検ということなものですから、現在個人負担でお願いをしているということです。先週の2日の金曜日にも、中学校を会場に英語検定をされました。5級が16名、4級は25名、3級が7名、準2級が1名の49名が受検したそうだそうです。それから今、小学生も英語に大分取り組んでおりまして、小学生も2名ほど受検したということです。検定料は5級で2,000円から準2級の4,800円となっております。  先ほど言いましたように、私が一番思うのは希望受検という面でですね、その人たちだけに補助をしていいのかどうなのかということなんですが、その辺のところについてはちょっと私も全ての人に対しての、何というかな、網かけができてということならば、それはそれとして検討すべきだろうと思うんですけれども、あくまでも希望者だけにそういった補助を与えるということについては、現時点では私は考えておりません。 ○議長(小林庄三郎) 宮坂議員。 ◆4番(宮坂早苗) 今後ですね、小学生からも英語の授業が導入されるということで、ますますやっぱり英語に対しての検定を受検したりとかする環境はふえてくると思います。高校生に出しているというところも余りないわけですけれども、高校生などもやはり高校卒業までには英検2級を持っていることが望ましいというようなことも言われているわけです。中学生でも準2級までは中学校で受けられるわけですよね。ですので、やはりそういうことでますます多くなってくると思います。村長も英語活動一生懸命やるということで、保育園から今は英語活動を取り入れているわけですけれども、やはりそういうところで、1人の人がこれを何回も受検をするというようなことが今後は出てくると思います。既に原村でも小学生で3級を受けている方がいると。私たちの子供の時代にも、もう3級は小学生、5年生、6年生で受けている方はいらっしゃいました。中学校でも準2級を受けているという方もおりました。ですので、そういうことを考えると、今後ますます受検の検定料の負担というのも大きくなってくると思います。前向きにですね、早急に考えていただいて、やはりそういう機会を多くの子供たちが得られるようにする環境を整えるというのも、村のほうでは支援体制としては整えておくべきではないかなと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(小林庄三郎) 五味村長。 ◎村長(五味武雄) 正直、私自身、英語検定の状況というのは議員が今回一般質問をしていただいて、正直初めてそういった状況を把握したところでございます。もう少し精査をさせていただきたい、現状をということでお答えをさせていただきます。 ○議長(小林庄三郎) 宮坂議員。 ◆4番(宮坂早苗) ぜひですね、これは子育て支援にもつながってくることだと思います。やはり塾に行けなかったりとかする子がまだまだ多くいると思います。そういう中でやはり、少しでも子供たちの機会をふやしていけるような環境を整えていただきたいと思います。早急に精査していただいて、来年の予算に乗ればなというようなことを思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上で私の質問を終わります。 ○議長(小林庄三郎) この際、暫時休憩をいたします。再開は10時15分からといたします。                            午前 9時58分 休憩
                               午前10時13分 再開 ○議長(小林庄三郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、小池和男議員の質問を許します。小池和男議員。 ◆8番(小池和男) 私はですね、29年度の予算案の一般会計の討論において一言しゃべってあるものですから、その関連で一般質問をしたいと思います。御山マレットゴルフ場の運営について、それから、ふれあいセンターもみの湯の利用料金について、入場料金・利用料金を徴収する施設についてという三つに分けて質問をしますので、よろしくお願いします。  最初にですね、御山マレットゴルフ場の運営についてでございます。御山マレットゴルフ場の村外利用者数と料金徴収に要する人件費の状況はどのようになっているかということで、まずお答えをいただきたいと思います。教育長お願いします。 ○議長(小林庄三郎) 望月教育長。 ◎教育長(望月弘) お答えいたします。昨年度、平成28年度でありますけれど、村外利用者2,234人。いずれにしましても正確に記帳されたものだけですので、そのほかにもいると思いますが。それから村外者のうちの諏訪地域以外、観光客ということになりますか、2,234人のうちの360人、15%ぐらいですか。それから、徴収料金は平成28年は36万9,460円、人件費は46万7,200円というような状況であります。 ○議長(小林庄三郎) 小池和男議員。 ◆8番(小池和男) 今お聞きしたようにですね、村内の人は割合サインをしなくてもやっている人が非常に多くてですね、私も実はマレットゴルフの会員だったもんですから、皆さん来たときには料金は払わないですけれども、なるべく受付にサインをして帰っていただきたいということをマレットゴルフの総会のときにも言ってですね、やはり利用者数がこれくらいいるんだと、こういうふうなことをちゃんと意思表示をしてもらいたいと、このようなことをしゃべった記憶もあります。それとですね、今の28年度で観光客に当たるだろうという人が360人くらいいると、こういう話でございます。前回のときにもですね、少し中京方面で非常に御山のマレットゴルフ場は、夏場非常に快適なマレットゴルフ場だということがマスコミ等で放映をされて、非常に多く来ると、そういうふうなこともありました。それでですね、料金徴収が36万円と、それにかかる人件費、これは人件費ですよね46万と言ったのはね、ということのようでございますが、29年度はちょっとマレットゴルフ部が後任というか、役員のやり手の人がちょうどいないということで解散になってしまったと、このようなことでございますけれども、やはりその、そのことは後でいいか、でございます。  次にですね、諏訪地区のマレットゴルフ場の大半は、住民であるなしにかかわらず誰でも無料で利用することができるところもあります。御山マレットゴルフ場は村民以外の者が利用する場合は有料となっています。利用料が料金徴収に要する人件費を下回っているのであれば、観光客を含めた料金の設定を考えてみてはどうかということでございますが、先ほどの説明で料金が36万円、徴収に要するに人件費が46万円ということでございますが、29年度からはですね、料金を徴収するための管理をする人が4人ほどいらっしゃるということで、その人たちにも料金をお支払いする。それから、マレット場の整備をするということで、ネットを張ったりですとか、あそこの入り口のところに管理棟のような管理室、管理人の入れるような投資をしたりとか、いろいろしてございます。  そこで、去年あたりからですかね、利用料金だということで200円料金を徴収する箱がマレット場に置かれました。その利用料金を徴収する、これは決まっているからそういうふうにしなければいけないのだとは思いますけれども、やはり料金を徴収するがために必要以上に費用をかける必要があるかという問題でございます。ですから要するに、マレットゴルフ部が廃部になった、そういうことで29年度の体協の関係でいきますと、原山のマレットゴルフ大会ということがもう開催しないんだと思います。それから、今まで行われていたマレット講習会といわれる会も授業からは名前が消えたと、このようなことがあります。それから、マレットゴルフ場はやはり利用をしないとどんどん荒れ果てた状態になります。ついこの間ですね、ちょっとマレット場のほうを見にいってきたんですけれども、普通のマレットゴルフ部があった時代でしたら、もう少し手入れがされていたと、そのような感じを受けています。  それで、その観光客はですね、私たちもよそへ行ったときにはどういう行動をするかというと、やはり行った地へお金を落としてくると、こういう行動をとります。ですから、原村に観光に来た人はやはり当然原村にお金を落としていきます。要するに使っていくわけですね。ですから、人気のあるマレットゴルフ場が整備されていたわけですから、この料金のことも村民には無料、それで近隣のマレット場を一緒に利用していただく近隣の人、要するに原村の大会及び6市町村で持ち回りをしていた大会、そういうふうなのがありまして、やはり大会があるから利用をするということで、やはり大勢の人が来るわけですね。ですから、原村の人もよその地区の愛護会という会に入って年会費を払って、それで向こうへも行く、お互いに行き来をしてやはりそこのマレットゴルフ場が利用しやすいように、このような方向になっています。ですから、私たちもマレットゴルフの会員のときにはですね、年会費を1,000円払い、それから4月の最初の開場作業、それから年数回行われていた草刈りの作業、それで大風が吹いたときにはですね、会場自体が非常にカラマツの林の中にあるものですから、枝が落ちてとてもマレットができる状態ではないと、そういうことになると緊急で動員をされてマレット部員が行って整備をしてやってきました。  それで、ことしの、実はマレット場の開場作業は、マレットゴルフ部は解散はしてはいるんですけれども、ある人がですね、解散はしたんだけれども有志で開場の作業に協力をするので有線放送をしてほしいということを社体に申し込んだそうです。そうしたら全然取り合っていただけなかったということでございます。やはり、あの施設が維持できたのはですね、そういうどちらかというと、会費を出して自分たちでやる、要するにボランティア的な性格があって非常に手入れがされてきた、こういうふうなことを思います。  それから、私が一般質問をしたときにですね、マレット場の南側の公図上では道路ではないところが道路っぽくなっていて、そこに砕石がある日、とんと敷かれたと、そういうことで、車及びそこを人が通ったときに間違ってボールが出たときには危ないということで、安全措置をしてもらいたいというような質問をしました。そうしたら、ネットを張るということで出てきて、そのネットの高さが1メーター50ほど。それで料金を徴収することも踏まえて、料金所の入り口のところから全部を囲うと、こういうふうな実は予算が出てきました。予算を反対するというわけにもいかないもんですから、賛成討論で一言言わせていただきました。  それで予算の原則というので、予算はどういうふうにしてつくるかということでございます。予算は住民のものとして住民のためにつくられること、当然合理的かつ能率的に、しかも民主的に編成し管理し執行しなければならないという、こういうふうなのがあります。ですから、前に一般質問をしたときにですね、マレットゴルフ部員の皆さんとよく相談をして決めていただきたいというお願いをしてあったわけです。そうしたらどうも、担当者とゴルフ部員と話し合いの場で非常にトラブルがあったみたいな感じがありました。  それで3番目のところにですね、ゴルフ場を運営する上での、村内のマレットゴルフ愛好者の声と協力を求める必要があると考えるが、どうですかということでございます。ですから、非常に山林の中のですね、非常に夏場は快適に過ごせるマレット場に1メーター50のネットが張られるということになりますと、どちらがけものなのかみたいなね、ちょっと表現が悪くていけないですが、そんなような感じも受けますし、非常にマレットゴルフ部員の話に応じた人たちからは非常に不評だったと、こういうふうなことは話を聞いております。ということでですね、観光客で来た人たちの料金、あるいはこの利用料金の少し設定を考えてきたらどうかということとですね、愛好者の方のやはり協力を求めて運営をしていくという、そういうふうなことがもっと必要だと思うんですけれど、どのようにお考えでしょうか。料金のことは村長に、協力を求めることは教育長に、ちょっと答弁をお願いします。 ○議長(小林庄三郎) 五味村長。 ◎村長(五味武雄) 村長ということですけれど、私が答弁していいかどうかちょっとあれですけれど、議員、ある程度いろいろお話しをいただいたんですけれど、主訴は何になりますかね。観光客を含めた料金の設定を考えてみろということは、具体的にはどういうことを考えろということでございますか。 ◆8番(小池和男) 村民以外は有料になっています。やはり私が一番思うのは、入場料金が36万円、かかる経費が46万円と、こういうことで、いわゆる持ち出しになるわけですよね。持ち出しになるわけです。ですから、前に自動車の高速充電器、これの設置に非常にお金がかかると、こういうことでは料金を、じゃあ充電器を設置する必要がないということで、当初予算に上がったものが実施しないということで外した、そういうふうな経過もございます。それで、やはり予算というものはですね、事業というものは最小の経費を投入して最大の効果を得ると、こういうふうなのが鉄則だと思います。ですからマレット場にですね、大変大きな投資をして料金を徴収するがために管理人を置いてということで、当然赤字にもなるわけですから、そこら辺のところはもう少し考えていただきたい。  それで観光客の場合には、お金をその地に落とすために来ているものですから、もう少し上げてもいいんじゃないかと。ですから、この後ろにもうちょっと料金のことについても載せてありますが、観光客にはもっと料金を上げてもいいんじゃないかと、そういうふうなことを思っています。 ○議長(小林庄三郎) 五味村長。 ◎村長(五味武雄) お答えいたします。御山マレットゴルフ場設置条例ではですね、目的ですわね、設置の目的というのは、「村民の体位の向上をはかるとともに健全なるスポーツ及びレクレーションを普及し、もって心身の鍛練と明るく豊かな生活を形成する場として、御山マレットゴルフ場を設置」したわけでございます。それから、使用料に ついてはですね、村民以外の者に使用を許可した場合は、使用料を徴収できるよということで、現在管理規則の中では、ゴルフ場使用料が一般は200円、小中学生は100円ということで、村外の人間は200円とっているわけですね。今、議員おっしゃったように、村外の者の料金を上げろという御意見ですので、これは条例改正が必要になってきますので、また教育委員会のほうで協議をしていただいて、値上げということになれば、これは条例改正はまた提出をしていくというふうな手続になるということで答弁をさせていただきます。以上です。 ○議長(小林庄三郎) 小池和男議員。 ◆8番(小池和男) ちょっと私この説明が。 ◎村長(五味武雄) もう一つごめんなさい、追加で。 ○議長(小林庄三郎) いいですか。じゃあ村長。 ◎村長(五味武雄) もう一つは議員、料金徴収と経費云々というお話でございますけれども、あそこにスタッフを今、シルバー人材かな、お願いして常駐はしているわけですけれども、その人たちの仕事は料金徴収だけじゃなくて、マレットゴルフ場を快適に使用していただけるために、そういった施設内の管理もあわせてしていただいているということでございますので、その人件費と使用料徴収してプラマイしてマイナスだから云々ということは、ちょっと飛躍した論理ではないかというふうに考えております。以上です。 ○議長(小林庄三郎) 小池議員。 ◆8番(小池和男) 先ほど言ったですね、解散はしたが有志で開場作業等に協力したい人がいるけれども有線放送をしてほしいとお願いをしたら、まるっきり拒否をされたと、そういうふうなことであります。  それから、今言った快適に環境整備云々という話も、今、村長のほうから話がありましたけれども、やはりこの間現地をちょっと議会が始まる前に見にいきましたけれども、私たちは必要以上のことはしないという話でございましたので、主に料金を徴収する、これが仕事だと思っています。  それから、マレット場をネットで囲うという作業、何かそういうのが図面で提示されて、この管理棟のある一角だけがあいていて、あとは全部ぐるぐるっと回すと、どういうことなのかと言ったら、やはり料金徴収が確実にできなきゃいけないので、そこの場所だけはあけてあるけれど、あとのところからは入れないということのようです。ですから、マレットゴルフ部員が担当者と相談をした際に、そんなに全部は要らないと、ネットは要らないと、そういうふうな話だったそうですけれども、なぜか出てきた予算だとね、予算書だとああいうふうになっていたと。ですから料金を徴収するがために、あのくにお金をかけてやる必要があるのかという、そういうふうなことでございます。ですから、近隣の人については値上げをする必要はありませんけれども、観光客についてはちょっと値上げをしたほうがいいんじゃないかと、このことはちょっとまた後で出てきますけれども、そんなようでございます。  そうすると、先ほど教育長の分をお願いします。 ○議長(小林庄三郎) 望月教育長。 ◎教育長(望月弘) お答えいたします。今、議員さんおっしゃられましたように、私もマレットゴルフにつきましては本当にすばらしいスポーツでありまして、ちょうど私もこのマレットが長野県でできたころの開発をした者でありますので、3年間体育センターにいて県下各地に普及をしてきました。そういうこともありまして、県下各地に今、物すごい勢いでゴルフ場ができておりましてありがたいわけで、原村に来ましても本当に林間コースとしては県下でもそうはないマレットゴルフ場があったものですから、本当にすごいなということで、いろいろないきさつをお聞きしましたら、体協のマレットゴルフ部の皆さん方から、あそこは自分たちで最初は管理をするので何としても村有地を開墾させてくれということで、ここにもありますけれど、平成7年ですか、村長のほうに陳情書が出ております。それから増設ということで、さらに18ホールということで、もうあの林間コースで一つつくるだけでもすごい労力だなと思ったんですけれど、そこにさらに11年ですか、さらに増設をしていくということで、それも村側が了承して、その管理はマレットゴルフ部が中心になってやるというようなことで来ておりましたけれど、私もずっとそういういきさつを知りまして、マレットゴルフ部の皆さん方のお姿を見て本当にすごい、毎回誰かがあそこに常駐して管理をして、しかも何かあると先ほど議員おっしゃられましたように管理をして、みんなの手でやったり草刈りをやったりというようなことで、本当に頭が下がっておったわけですけれども、昨年度の第1回の議会で芳澤議員から、もうあそこのマレットゴルフの高齢化から考えて、ここ二、三年そういう声が出ていたんですけれど、村で管理をしたほうがいいんじゃないかという質問で、それではということで昨年度村として何としてもいつまでもマレットクラブの皆さん方に頼っていてもこれは無理だと、しかもちょっと遠いもんですからね、あの管理は、あの立木もそうですけれど、立ち木を間伐もしなければいけない、枝も危ないのがいっぱいあります。そんなことで、これはやはり村として少し力を入れてですね、こんな高齢者にこれほどのいいスポーツはありません。ただちょっと遠いのがね、先ほども車のこともありましたけれど、高齢者の方があそこまで行くことが非常に大変なところでありますので、もうちょっと近くにあれば最高だなと私は思ったんですけれど。  どうしてもそういう安全管理という面で、あそこには費用対効果じゃなくて、やはり村民の健康づくり、中高齢者の健康づくりのために何としても普及していかなきゃいけないスポーツでもありますので、福祉の健康づくりの委員会でも私も何としてもあそこへ高齢者の方々行って村民の方、特に歩いておもしろくて頭も使って、そういう面で非常に健康づくりにいいスポーツだということをね、私もずっと県の体育センターにいるころからそう思っておりました。こんないいスポーツがあるのかということで3年間いましたけれど、毎日昼休みには弁当を食べた後あそこのコースをつくったり、それから回ったりして、自分で体感をしてきましたので、何としても県下に普及していきたいということで、原村の皆さん方もそういうやっぱりお考えでありましたので、こういう立派なものができたんだということで。  いろいろなあそこの周りも見ましても、境がどこだかわからないようなこともあって、管理という面で、ネットも鹿とかいろいろなものも入ってくるというようなこともあって、囲ってある程度はっきりさせたほうがいいんじゃないかと。体育センターのところもそうですけれど、周りにはもっと立派な金網のネットがあって、今も、この間も市町村対抗駅伝に行ったときにもあそこでプレーをしている皆さん方がいましたけれども、やっぱりそういうものがあったほうが道路も舗装されたりというようなことになってくると、あそこも道路敷になってきておりますので、あのかたいボールが外へ出て車へぶつかったりとかね、散歩されている方もいますので、危なくないというようなことで考えて、ああいう今、予算どりをしていただいて、今年度かなり工事にお金がかかっているんですけれど。  そんなことで、最初のこの契約からいくともうマレット部ができなくなって、3月10日に出ておりますけれど、廃部届が出ておりますので、この時点でもうあのコースもなくなってもおかしくないということも言えるんですけれども、しかしそういうものじゃないもんですからね、村の村民の皆さん方の健康づくりの楽しみのためにつくったものでありますので、村外者とかね、観光客相手の施設ではありません。村がやっぱり、住民が楽しめる施設でありますので、そんなことも含めてですね、将来的に観光客の料金を上げるとかそういうことも議論になってくると思いますけれど、そのためにもしっかりした管理をしていかなきゃいけないと思っています。  それで今年度も、そういう小池議員さんもそうですけれど、マレット部におられた方の中にね、そういう声があるということをお聞きしましたのでね、そういう登録団体も愛好者でつくっていただいて、登録団体もつくっていただいても結構ですし、個人的にそういう意見を聞くのが当然村としての立場であります。利用者の村民の皆さん方が考えていることも、全てできますとかできないとかそういうことじゃなくて、お聞きしながらよりよいマレットゴルフ場にしていっていただければありがたいなと私自身は思っております。そんな面で中心になるのは体育館でありますので、そちらともまたよく話をして住民の声を聞きながら、これからさらに県下にも誇れる林間コースのマレットゴルフ場に、お金が予算的にかかるかもしれないですけれど、つくっていくだけの価値のあるマレットゴルフ場だと思います。そんなことも、私も自分の経験からも、ぜひともこれだけは継続をして、さらによりよいマレットゴルフ場づくりに教育委員会としてもバックアップしていかなきゃいけないなと思っておりますので、村民の皆さんの声を聞く係のほうで、そういうことがあったことは心よりおわび申し上げますけれど、村民はお客様であります。村民の声を聞きながらいくのがやっぱり行政でありますので、そんな点、反省をしながら、またこれからよりよい村民のためのマレットゴルフ場にしていければと思っておりますので、またよろしく御協力お願いいたします。 ○議長(小林庄三郎) 小池議員。 ◆8番(小池和男) 今の教育長の話でですね、声を聞きながらコースを維持していきたいということでございますので、よろしくお願いをしたいと思います。  次に、ふれあいセンターもみの湯の利用料金について。それと、その下にある入場料金・利用料金を徴収する施設について、これはちょっと一緒にやりたいと思いますのでお願いします。  もみの湯は非常に、健康増進、利用促進を目的につくられて、非常に原村のもみの湯は温まる温泉であります。私もですね、温泉スタンド、ある老人がどうしてもお湯をくんできてもらって、それで入りたいということなもんですから、よくくみに行きました。そうすると冬場あたりになりますとね、マイクロバスとか観光バスが登山者を大勢乗せてきましてですね、お湯へ入ってそのまま帰っていくと、そういうふうなところもよく見ました。非常に温まる温泉なもんですから、もみの湯の温泉に入ってそれで車に乗って二、三時間寝ていくと、それでも湯冷めはしないと、そういう非常にいいお湯であります。ですから、この観光客はですね、もう少し入場料金を、入浴料金ですか、上げてもいいんじゃないかと思います。  それでその下に書いてある、村内の宿泊施設を利用した方には云々と書いてあります。ですから、ペンション等を利用してですね、それでもみの湯を利用する方、あるいは美術館に入場するとか文化園へ入る方、ですから料金を一旦上げてですね、その施設、宿泊施設を利用した方はそこから割引券みたいなものを出してですね、お互い相乗効果が出るようにしてはどうかと、そのようなことを思います。ですから、たまたま今、ふれあいセンターもみの湯のことについて書いてありますが、ですから、文化園もそうですし美術館もそうです。ですから、そういうものの観光客宛てにはですね、もう少し料金を上げてもいいんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(小林庄三郎) 五味村長。 ◎村長(五味武雄) それではお答えします。最初にもみの湯の利用料金についてということでお答えします。もみの湯の現状の利用者数ですけれども、平成3年オープン以来、当初は平成13年ぐらいまで17万人前後の入館者だったわけでございます。14年度から28年度までは若干落ちまして、16万人前後で推移しているということでございます。御質問の料金体系ですが、原村の場合は大人が昼に500円、午後5時から300円と時間割引を実施しております。さらに65歳以上の回数券も3,000円と、とても手厚いものとなっております。近隣市町村の状況はいかがかということで見ますとですね、茅野市、それから富士見町とも大人で600円、それぞれ市民割引とかセット割引の実施をしているということです。私も一度か二度、北杜市のほうに行きまして利用した経過があるんですけれども、北杜市の場合は市民は460円で、それ以外は820円ということで、非常に公共温泉の中では相当高い設定になっているのが現状でございます。今後の料金見直しについては、現状私が把握している範囲では原村が一番安い料金設定ですので、さらに近隣市町村の状況等を参考にしながらですね、その辺も検討も進めるべきかなということでは考えておりますが、ただ今すぐに改定するということはございません。  それからあと、村内の宿泊施設を利用した方への割引券とか、入場料の利用料を割り引く考えはという御質問でございますけれども、今後将来的にはそういったセット料金ということで考える余地はあるとは思いますけれども、その場合割り引いた金額をどこが、誰が負担するかという問題が一番ポイントになってくると思います。もみの湯の場合は現在、指定管理施設で民間に委託をしております。指定管理者に負担しろというわけにはいきませんので、そうしますと宿泊事業者、もしくは村が補填をしなくちゃいけないということになります。したがいまして、先ほど議員はペンション等とおっしゃられましたけれども、そういった方との調整をしっかりしていかないとですね、難しいかなということもございます。それから、八ヶ岳自然文化園も同様になりますし、現在のところは、私自身は割引についての検討は頭の中には俎上には上がっておりません。以上です。 ○議長(小林庄三郎) 小池議員。 ◆8番(小池和男) 今、指定管理をしているところへ補填という話が出ました。補填はどうするという話でございます。やはり村内の宿泊施設もですね、もみの湯の指定管理をしている設備も両方共存していかなきゃいけないということだもんですから、ここら辺のところはですね、村のほうで何とか補助というんですかね、何かそういうふうなことはできないものでしょうかねということをお願いをしますが、どうでしょうか。 ○議長(小林庄三郎) 五味村長。 ◎村長(五味武雄) 先ほども答弁させていただきましたように、非常に宿泊業者との調整ということで、指定管理者だけならば窓口1本ですので比較的話はスムーズに行く可能性もございますけれども、ペンション含め、ほかにもいろいろな施設の利用云々となりますと、相当窓口が広くなります。ですから、どういった形で調整するかというアウトラインがまだ現状私の中の頭にありませんし、先ほど申しましたように、現在では割引をして云々ということは、私の考えの中にはございません。以上です。 ○議長(小林庄三郎) 小池議員。 ◆8番(小池和男) それでは、以上で終わります。 ○議長(小林庄三郎) 以上で本日の日程は全て終了しました。  来る9日は、午後2時から本会議を開き、付託案件について委員長報告、質疑、討論、採決を行います。  本日はこれにて散会します。お疲れさまでございました。                            午前10時55分 散会 以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。         平成29年6月6日              原村議会議長  小 林 庄三郎              原村議会議員  松 下 浩 史              原村議会議員  小 池 和 男              原村議会議員  小 平 雅 彦...